現象の理を悟りて無我となる
(げんしょうのりをさとりてむがとなる)

この格言は、自然、社会など人間を取り巻くすべてのの現象には、
自然の法則が厳然とはたらいていること、したがって私たちが
みずからの利己心を離れ、自然の法則すなわち神の意志に
したがっていくことが正しい生き方であることを述べています。
私たち人間は、宇宙の現象の一つとして存在しているのですから、
自然の法則の支配を離れて生きることはできないのは明らかです。
すなわち私たちは、自分の力で生きているというよりは、
人間を超えた大きな力によって生かされている存在です。
したがって、まず宇宙自然の中の一員であることを深く自覚し、
自分中心の考え方や私心を捨てて、万物を生かし育てようとする神のはたらきに
参加していくことが大切で、これが人生をまっとうする唯一の方法です。
                         広池出版 心のカレンダーより