広く開発して深くこれを救済す
(ひろくかいはつしてふかくこれをきゅうさいす)

「広く開発する」とは、多くの人々に道徳の必要性を訴え、
最高道徳の内容を理解してもらい、社会の道徳化を進めていくことです。
「深くこれを救済する」とは、開発された人が、
最高道徳の実行によって心を立てかえ、
みずから人心の開発救済に努力するようになるまで導くということをいいます。
日本の内外に多くの問題を抱える今日、最高道徳を広く普及させることは、
現代の重要課題です。そのためには、様々な方法を通じて、
時代に合った集団教育を行ない、
最高道徳を正しく理解してもらうように積極的に社会に働きかけることが必要です。
一方、深く救済するには、結局、一対一の人格的感化による以外
に方法はありません。そこで、救済者自身が、
自己の品格完成のためにたえず真剣な道徳的実践を続けることが大切です。
このように、モラロジーの開発活動は、つねに広く開発し、
あわせて深く救済することを原則とします。
                広池出版 心のカレンダーより