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動機と目的と方法と誠を悉くす
(どうきとほうほうとまことをつくす)

最高道徳では、道徳実行の動機を、国家や社会をはじめ多くの先人先輩に
負っている道徳的負債を返済し、また、知らず知らずのうちにおかしてきた
多くの道徳的過失を償うことに置いています。
また、道徳実行の目的を、自己の品性完成に置いています。
この動機、目的はともに私たちの行為の善悪を決定する標準となるもので、
これらが正しくなければ、形のうえでどんなによいことをしても、
その行為は価値の低いものといえます。
さらにモラロジーでは、道徳実行の動機、目的を重視するとともに、
方法にも誠を尽くすことを教えています。
すなわち、時代、時機、場所、場合を十分に考慮し、つねに相手の立場を思いやり、
低い、優しい、謙虚な心で接し、相手の道徳心を引き出していくのが最高道徳的な方法です。
                        広池出版 心のカレンダーより