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断えず向上して終身努力す
(たえずこうじょうしてしゅうしんどりょくす)
世の中には、前半生は道徳的に努力し、社会的な地位、
名誉、財産などを得ても、後半生に至ると、その精神が緩んで、
節制を欠き、勝手気ままな言動をとり、人に対して無慈悲になって
しまう人が少なくありません。その結果、健康を害し、
家族や周囲の人々からも疎まれ、結局、孤独で寂しい生涯を終えることになるのです。
これに対し、モラロジーでは、生涯にわたって道徳的努力を続け、
たえず品性の向上をめざすことの大切さを教えています。
私たちは、社会的な地位が高まるにつれて、それにふさわしい分量の
道徳を行なうことが必要です。
そうしなければ、人々の信頼に支えられて職務を果たし、事業を成し遂げることはできません。
社会的責任が増すにつれて、良質の道徳を多量に行ない、
ますます品性を高めていくことによって、実り多い人生が保証されているのです。
広池出版 心のカレンダーより