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一念一行仁恕を本となす
(いちねんいっこうじんじょをもととなす)

「仁恕」とは、神の慈悲心にもとづいて、すべてのものを生かし
育てようとする深い思いやりの心です。
私たちは、日々の生活の中で、身近なところから思いやりの心
をはぐくんでいくことが大切です。
まず、自分を生み育ててくれた親に対しては、今日までの苦労を思い、
つねに感謝と報恩の心で安心と満足をしてもらえるよう努力することです。
また、職場の上司や、教育上の師、その他にお世話になった人々に感謝し、その恩に報いていくのです。
さらに友人、同僚など、周囲の人々に対しても、低い、優しい、温かい心で接するのです。
このように、毎日の小さな心づかいや行動にも、すべてに思いやりの心をはたらかせるように努めるのです。
この心のない人が、たとえ形の上でよいことを行なっても、
それは自分中心の心にもとづくものですから、真の徳はできません。
                        広池出版 心のカレンダーより