「今は亡き恩師、友を偲ぶ」

美和信夫 先生

 
命日平成02年07月14日

美和先生との卒業後の関わりはひょっとして29期の中で
私達夫婦が一番多かったかも知れません。
大塚真三先生、美和先生ファミリーとはホームパーティなどを
したりして、親しくさせて頂きました。

先生はご存知のように「天皇研究」で業績を残しておられます。

美和先生はご承知のように足が不自由でしたが、奥様と共に
登山愛好家でした。
若い頃は共に霧積や近郊の山々への登山をしました。
中でも、美和、井出夫婦4名で白馬岳登山の思い出は忘れることが
出来ません。
梅雨明けの7月下旬でした。高山植物が満面に広がるお花畑を
共に感動して歩きました。
先生にとって、3000メートル級の登山はかなり、リスクのある試み
だった思います。山小屋で軽い高山病症状で休憩はされましたが
一度も弱音の言葉を聞いたことがありませんでした。
その後は、私達よりも熱心にご夫婦で登山をなさっていました。
ご夫婦共に研究熱心でしたから、鳥の声を聞き分けてみたり、
高山植物にも詳しく・・・登山の楽しみも広がりがありました。
何時の場面でも明るい奥様の支えがありました。

先生の切れのあるユーモアはおもしろく、
奥様のことは「ミセスガンバルジャン」自らを「ミスターエゴノキ」と称して
おられました。奥様との出会いは先生にとって、かけがえのない
出会いであったことを振り返りながら、お幸せだったと感じています。

☆Tomoko Ide☆